バリアフリーな話

バリアフリーと聞くと皆様なにを思うでしょうか。


日本が誇る建築家の安藤忠雄氏の傑作「住吉の長屋」は住むためには戦う必要があるようなもので。

例えばトイレに行くため、風呂に行くために、外に行かなければならないのです。


一例はさておき、バリアフリーとはつまり、バリア(壁)フリー(無し)ということ。

(厳密にはちがいます)


世の中には壁がたくさんありますね。


ここでいう「壁」とは不自由であること。


車椅子を日常的に使っている方には、階段はかなりな「壁」ですので、スロープやエレベーターが用意されていることは、バリアフリーであると言えましょう。


住吉の長屋はバリアだらけですか、それを良いとすることもあります。


天命反転住宅(三鷹)は、死なないための建築と銘打ってありまして、アクティブに生活していくようなつくりになっています。


またまた一例をさて置いてもらって。


ここで答えを示すと、「フリー」は「解放」でございます。


私の恩師から聞いた話ですが。


デトロイトの空港には「smoke free」の立て札があるそうですが、そこで一服した場合は高額の罰金が課せられるそうですよ。


smoke free(禁煙)


私は常識的に意味をしっていましたが、改めてみるとfreeを「無し、自由」などと考えているといかにも勘違いできそうなワードですね。


アメリカはそれでも表示を変えないので、どう考えても策略ですね。


Non smoking でもいいのにね。


まあそれが言いたかっただけなんですがね。